建築基準法
建築基準法とは、建築の活動を規定するもっとも基本的な法律であります。基本的に単体の建物基準を決めた単体規定と建物同市や町の中での建物のルールを決めた集団規定から成り立っています。
都市計画区域
都市計画区域とは、用途地域、防火地域、準防火地域など、都市計画法で定められた建築などが規制の対象になる地域をいいます。建築基準法に細かな規制に細かな規制が定められています。
用途地域
用途地域とは、土地の利用目的によって、住居系、商業系、工業系に分け、さらに13に区分される地域をいう。建築物用途や建蔽率、容積率、構造などに一定の制限を加えている。
火災・防火
防火地域・準防火地域
防火地域、準防火地域とは、一定規模の建設について耐火建築物や準耐火建築物にするよう定めている地域をいいます。都市の密集地での災害などの被害が拡大することを防ぐことを目的です。
延焼のおそれのある部分
隣地で火災が発生した際に、自らの建物に延焼するかもしれない部分を延焼のおそれのある部分と規定している。隣地境界線または道路の中心線から1階は3m、2階以上は5mの範囲では防火性の高い材料を使用し、延焼を最小限にするよう定めている。
防火構造
防火構造とは、隣地の火事などが延焼しないように外壁や軒裏を防火対策した構造をいいます。都市部や都市近郊に建つ木造住宅の多くはこの構造です。
耐火構造・準耐火建築物
耐火構造・準耐火建築物とは、耐火構造、耐火建築物よりも耐火の基準がゆるい構造をいいます。耐火被覆のない鉄骨造や柱、梁などの主要構造部を不燃材などで被覆した木造などが含まれる。
防火材料
内装材などは、不燃材料、準不燃材料、難燃材料と防火性能が区別されています。火災に対する安全をは守るために必要な部分に防火材料を使うことを規定している。
内装制限
内装制限と火災が発生した際に、火が拡大するのを抑えるために定められました。燃えにくい内装材の使用を規定したものです。戸建住宅ではキッチンなどの火気使用室が対象となります。