発泡ウレタンについて
発泡ウレタンは、夏は涼しく冬は暖かくしてくれる断熱機能。お家時間が多く屋内での時間を快適に過ごす為にも、断熱機能は欠かせません。断熱材性能を高める施工法の中でも普及率が多くなっています。
発泡ウレタンとは、ウレタン樹脂にガスを加えて発泡させた断熱材の事です。断熱材としては他に防音材としても利用されることがあり広く普及しています。発泡ウレタンはウレタン内部に小さな粒状の空気やガスを封じ込めそれによって断熱しています。
充填式発泡ウレタンは住宅によく使われますが種類が2つあります。
1液タイプ:スプレー缶タイプの発泡ウレタンがもっとも多くなっています。使いやすく、プロでなくても利用出来る吹き付けタイプです。比較的小さい範囲に利用するウレタンです。
2液タイプ:大型缶の入った2種類のウレタンを混ぜ合わせることで発泡ウレタンのことを言います。施工者は専門資格が必要です。大規模な施工時に使う発泡ウレタンで1液タイプよりも断熱性能がワンランク上であることがポイントです。
充填式発泡ウレタン
- 施工場所で吹き付けできるか確認し、邪魔なものは埋め込んだり撤去したりする
- 周りに飛散しないように養生する
- 施工カ所に実際に吹き付ける
- 養生を撤去
- 厚みが問題ないか検査する
充填式発泡ウレタンメリット
熱伝導率が低い:他の断熱材に比べて薄くても高い断熱性能があります
防音性能が高い:発泡ウレタンには、断熱性に加えて防音性能もあります。音を通しにくい性質を持っています。
自己密着性が高い:充填式発泡ウレタンに言えることで、下地への密着性が非常に高くはがれにくい事があります。
水分に強い:断熱材は湿気や水分などに弱いモノが多く一度水分にやられてしまうと乾燥させても再使用できないというデメリットもあります。
結露しにくい:充填式発泡ウレタンは結露が起こりにくい素材です。結露しないわけではなく、発生しにくい性質をもっている。
充填式発泡ウレタンデメリット
価格が高い:断熱素材である中で一番高価な商品です。
施工すると外すのが難しい:充填式発泡ウレタン一度施工すると外すのが難しい断熱素材です。密着性が高い一方ではがすのが困難です。
品質が一定でない:断熱性能は、品質が職人の腕によって左右される性能のため腕が悪い業者に依頼すると効果があまりない場合があります。
失敗しない家づくりをするためにも断熱材の種類や性能についてもしっかりと検討する必要がありますね。失敗しない家づくりをするためにもしっかりと知識が必要になります。これから家づくりを考えている方ぜひ、こちらを読んでくださいね。