細かい部分の使い勝手が悪い
注文住宅では、窓・バルコニー・コンセント・照明などの細かい部分の失敗が以外と多く聴きます。リビングの大きさやキッチンの配置などの間取りの目立つ部分ばかりに気を取られていると次のように後悔することもあります。
問題点
・窓を多くしたら家具を置けるスペースがない。
・バルコニー幅や奥行きが狭くて、洗濯物や布団が干しにくい。
・家具を配置してみたら、ドアが開けにくかった
・家具を置くと通路が狭すぎて生活がしにくい
・玄関の照明が自動的につかないので、荷物が多いときに不便
細かい部分でも、家を建てた後で改修工事を行うと割高な費用が掛かります。不満があっても我慢しながら生活しなければなりません。
解決策
間取り図をなんとなく眺めていても気がつきにくいので実際の生活を想像して間取りを確認する事が大切です。家具などを図面に書き込んで人の動きや扉を開ける動きなどをイメージしてみてください。コンセントは足りなくて困ることがないように各部屋に設置数や床からの高さにも配慮しましょう。どんなシーンで必要かも考えましょう。インターネットのモデムの置き場や充電式の掃除機の収納場所などあらかじめ考えてコンセントを用意しておくのもおすすめです。階段、廊下、玄関の照明は人感センサー付きにすると良いでしょう。ウイルス対策として洗面所を自動水栓にするなど、細かい部分にも気を配ると暮らしやすいでしょう。