家を建てるときには、その後のメンテナンスの手間や費用のことはあまり気にしないかもしれません。選ぶものしだいでメンテナンス手間やクリーニングの手間や費用が変わってきます。
問題点
・子どもが壁紙に落書きしたりおもちゃをぶつけてしまったりするのに汚れや傷が目立ちやすいデザインでしかも汚れが落ちにくい素材を選んでしまった
・無垢のフローリング材を見た目で選んだら、傷が付きやすく凹みやすい。定期的なワックスが必要
・カーテンをおしゃれなシェードにしたけれど、取り外しが大変なので気軽に選択できない。
・浴槽で広くして浴槽もサイズアップしたら、掃除が大変だし水道代金が高くなった
・広い庭の植栽は、雑草の処置や落ち葉の掃除が大変
改善点
家造りは見た目の好みだけで選ぶのではなく、家族構成や生活習慣などにも考慮すると後悔しないです。外壁については、汚れが自然と落ちやすく機能が付いたサイディングやタイルを選ぶと定期的なメンテナンス費用を削減できます。活発なお子さんがいる場合は、内装はよごれを拭き取れる素材や傷が付きにくい物を選ぶのがおすすめです。庭を手入れする時間がなさそうな場合は、天然シバよりも手入れがあまり必要ない人工シバにするのもいいでしょう。費用が高めだとしても、結果的に長もちして節約になったり、手入れが楽になったりする場合もあるのでランニングコストも視野に入れてプランニングしましょう。