シンプルでナチュラルな北欧のガーデンスタイル。自然の姿を生かしたデザイン。手間をかけすぎない北欧の庭づくりは初心者にぴったり。庭造りのヒントになります。
どんな庭づくりを
お気に入りの庭づくりの一歩は理想の庭のイメージ。どんな庭が好きかどんな庭にしたいかまた手入れにどのくらいの時間や手間をかけられるのかも考えましょう。具体的にリストアップしておくと庭造りで迷ったときに良いでしょう。
リストアップ
花よりグリーの多い庭
好きな寄せ植えをメインにしたい
年中花が咲いている庭
近隣の酒井は目隠ししたい
シンボルツリーの木漏れ日の下でお茶を飲みたい
手入れの時間があまり取れないため植栽スペースは少なめ
庭の方角を確認する
庭は方角によって日照時間も大きく異なります。庭づくりで選ぶ植物やデザインの雰囲気も変わってきます。せっかく整えたのにすぐに枯れてしまうとならないように方角も気にしながら特徴を生かしながら庭づくりをしましょう
方角別の特徴
東:午前中はたっぷりの日光、午後からは日陰になるので快適な環境。半日日陰の植物を選択しましょう
南:年間を通して日当たりが良いので植物を育てやすい環境でしょう
西:西日を強く、気温が高くなる昼以降に日が差すので暑さに強い植物が良いでしょう。背の高い木を植えて日差しをセーブするのもひとつです
北:日当たりが悪いので日陰の好む植物がベスト
庭のレイアウト
広さやカタチを把握するために庭のレイアウトを書くのがおすすめ。植物や木を植える場所、花壇スペース、小道、ベンチを置く場所など想像を膨らませ楽しい作業スペースを。
庭づくりの費用
庭づくりにかかる費用は広さやカタチ、地面の状態、何をやるかにもよって費用は変わります。庭造りをすべて自分で出来れば安くできますが、多くの時間と手間がかかります。予算をしっかりと決めてプロに相談してみるといいでしょう。花壇やプランター、フェンスなどできる範囲でDIYすればコストも抑えることができます。大事なのは自分が納得できる金額と手間のバランスです。
傾斜地でも庭づくりはできます。傾斜地の庭造りは傾いていることで水はけよく全体に日光が当たりやすいといったメリットもあります。ただし、雨水によって傾いたり荒れたりといった心配があるので根がしっかり張る植物を選ぶと大きくなる植物は避けるなど注意しましょう。階段を作ったり雑貨を飾ったりして傾斜値ならはの庭造りを楽しみましょう。
日陰の庭でもガーデニングできます。日陰や半日陰につくる庭のことをシェードガーデンといいます。日陰でもちゃんと育つ魅力的な植物はたくさんあります。半日陰とは1日のうち2~3時間は日が当たる場所の事。スミレやあじさい、ムスカリ、クリスマスローズなど、北欧風の庭造りにはぴったりの花もシェードガーデンにおすすめとされています。
雑草対策には人工芝がおすすめです。雑草対策で一番手軽なのは、人工芝を使うことです。一度敷けば10年ほどもちます。日々のお手入れの手間も殆どかかりません。他にはレンガ、砂利、を敷き詰める方法やグランドカバーとして植物を植える方法もあります。
育てやすいハーブ
初心者でも育てやすい。ハーブガーデン、ドライにして飾ったり、料理やお茶に使えたりします。眺める以外にもさまざまな楽しみ方ができます。育てがいもあります。高さのあるユーカリやオリーブなどを地植えすると高低差ができさらに雰囲気のあるすてきな庭になります。
おすすめ植物
すてきな香りに癒やされるラベンダー。かわいいハーブの花を咲きます。北欧風の庭造りにおすすめの花です。
ガーデンワゴン
玄関脇にガーデンワゴンを置いて小さな蜂を並べてディスプレイ。使わなくなった家具やプチプラで購入した机などをペイントして利用するのも。簡単に雰囲気のあるスペースをつくることができます。多肉植物はとても育てやすいかもしれませんね。