カーテンとブラインドを比較
カーテンとブラインドは窓に取り付けて光や人目を遮るという点は共通していますが、素材や与える印象は大きく異なります。比較するため、カーテンとブラインドの特徴メリットデメリットを伝えようと思います。
カーテンメリット
優れた耐久性。一般的には厚地カーテン(ドレープカーテン)の場合10年ほどレースカーテンの場合は窓の結露や日の当たり方によりますが5~10年ほど使用可能とされています。カーテンはメンテナンスも簡単でフックを外しウォッシャブルの生地であれば家庭の洗濯機で簡単に洗えます。ダニやハウスダストなどにようるアレルギーがある方にとってはいつも清潔に保ててる点は大きなメリットです。多機能性があります。厚地カーテンには、遮光性、レースカーテンにはミラーや遮像といった外から視線を遮る機能やUVカット遮熱といった日差しや冷気を軽減させる機能など多機能な点があります。カーテンは布製の生地やレースをカーテンレールに吊り下げて使うアイテムです。メインとなる厚めの生地で出来た「ドレープカーテン」とドレープカーテンを開けた時の目隠しになる薄手の「レースカーテン」の2枚を取り着けるのが一般的です。
カーテンのデメリット
カーテンのデメリットは窓や部屋全体を狭く感じさせてしまうことです。カーテンを開いた時にカーテンが窓の両側(片開きの場合、片側)にまとまることから、カーテンを開いている時には窓が狭く見えることがあります。また、カーテンのヒダが部屋側に飛び出すことがから圧迫感や部屋が重苦しく感じられることもあるかもしれません。
シェードのメリット
シェードのメリットは「窓周りをすっきり見せる事」です。カーテンのようにひだが寄っていないため、閉めた状態に閉めた状態にしたときでもフラットな印象を与えます。開けた状態でも、布を寄せてサイドにまとめるカーテンとは異なり、シェードは窓の上部に布を折りたたんで収納するので窓周りがスッキリかつおしゃれになります。また、「日差しの入り具合が調整しやすいこと」です。シェードは上下に開閉するため日差しが入る位置まで下げるだけで閉めすぎる必要がありません。窓全体をおおう必要が無いことから部屋の明るさを調節することができます。
シェードのデメリット
シェードのデメリットは人が頻繁に出入りするような大きな窓には向いていないことです。窓が大きくなると、布の重さもかさみます。操作にも力が必要となり、開け閉めの手間を考えて結局は開けっ放しと言うことにもなりかねません。シェードは取り外すことはできますが、メガを使用しているので多少の手間がかかることも上げられます。メガ製品と言うことで長くつかっているうちには、部品の劣化や故障が生じるおそれがあります。
ロールスクリーンのメリット
ロールスクリーンのメリットは、フラットな一枚布のデザインで見た目がすっきりしているところです。お部屋を「洗練されたモダンな雰囲気」にしたいときに特におすすめです。カーテンのようにひだの凸凹がなくフラットな一枚布なのでシンプルですっきりした印象になります。また、使用していないときもカーテンは窓の端に達せるなどで束ねるので存在感がありますがロールスクリーンは上に巻き上げて収納できます。
ロールスクリーンのデメリット
ロールスクリーンのデメリットは、制作できるサイズの上限があることです。オーダー商品の場合でも横幅の上限がある場合が多いです。大きな窓に取り着ける場合2台のロールスクリーンを並べて取り着けますが真ん中に隙間ができ、光漏れの原因なります。ロールスクリーンはシェード同様人が頻繁に出入りするような大きな窓には向いていないこともデメリットの一つです。
ブラインドのメリット
ブラインドのメリットは窓にフィットするスッキリとした形状とスタイリッシュさです。洋室だけでなく和室にも合わせやすく、家具やファブリックの色も邪魔にならず意外にもどのようなインテリアのテイストにもなじみます。スラッとを動かすことで光の入り方を細かく調整する調光ができることです。気温や季節に合わせて使い分けることができ、光や外からの視線を遮りながら風を通すことができるためカーテンと比べ通気性に優れます。