デザインばかりを優先してしまった為、びっくりするくらいの金額に。見積を確認せず、どんどんと進んで行き、希望するデザインにはなったけれども、家事動線や性能を設計者の意見を聞かずに進めてしまった。デザイン以外もこだわることを辛口で伝えて欲しかった。
注文住宅は見えないものを注文するのですが、建設会社によって得手不得手があります。家を建ててもらう業者の選択についてはまずはあなたが家づくりで何を重視する点を考え優先順位を決めてそれに合った業者選びをしましょう。あなたの希望、要望をピックアップして、優先順位を付けてみるとご自身の理想の家や方向性が整理出来ます。
耐震性
耐火性
耐久性
メンテナンス性
断熱・気密性
居住性
環境（音・光・空気）
設計の自由性
デザイン性
価格
安心感
施工
アフターサービス
などなど重要したい項目を優先順位に従って検討してみましょう。
家の性能を重視
まずは、家の性能について、「住宅性能表示制度」は、住まいの性能が建築前に等級や数値で確認する事ができます。住宅性能表示とは、住宅性能表示制度は、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」を元にした制度です。新築住宅を建ててもらう時だけでなく建売や中古住宅を購入する時にも住宅性能表示で比較検討する事ができます。
住宅性能表示１０分野
地震などに対する強さ（構造の安定）
火災に関する安全性（火災時の安全）
柱や土台などの耐久性（劣化の軽減）
配管の清掃や補修のしやすさ、更新対策（維持管理、更新への配慮）
省エネルギー対策（温熱環境・エネルギー消費量）
シックハウス対策・換気（空気環境）
窓の面積（光・視環境）
遮音対策（音環境）
高齢者や障害への配慮
防犯対策
このように多種多様にわたる項目を表示してくれるのがこの制度の良い点です。戸建て住宅を建てるにあたりとても重要なことです。「住宅性能表示制度」に対応出来ているか確認しまた、制度のことについて詳しく説明できるかを確認し「住宅性能表示制度」について家の性能について等級がどのくらいなのかを確認し家づくりをすると長きにわたり大切に住み続けることができる家となり後期にわたり家を引き継ぐことができるでしょう。
認定長期優良住宅制度とは
認定長期優良住宅制度は、住宅性能表示制度の４項目が重要になります。構造躯体等の劣化対策、耐震性、維持管理・更新の容易性、省エネルギー対策をピックアップしその最高等級を標準とし、これにいくつか項目をプラスしたハードルをクリアしていることを照明してくれる制度です。
耐震等級の等級３が最高等級です。家を長期間にわたり良好な状態で住み続けるために家を建てる最初の段階で必要な措置を組み込まれた優良な住宅を証明する制度です。
家の性能以外にこだわる
家の性能に以外にもデザイン、価格、会社の安心感、きちんとした施工、アフターメンテナンスサービスなどについても興味のある方もいるでしょう。
デザイン
まずは、デザインについて個人の好みが一番大きく左右します。自分の気になっているデザインの家をつくれるかを確認するには、施工例を見ましょう。デザインの形態は色々ですので優先させたいと想われるところを見つけましょう。デザイン性に懲りすぎると、耐震性能を確保しにくくなります。また防水工事がしづらくなることもありますので見た目もかっこいい木造住宅を頼みたいとおもったら、施工例や実績なども確認しましょう。
