玄関から家に入り、廊下と階段を経て2階にリビングをつくる間取りは2階リビングや逆転プランなどと呼ばれることもあります。家族が集まってくつろぐ場所だからテレビを見たりと一番長い時間を過ごすリビングを階に設けることによって生活スタイルはどのように変化するでしょうか。今回は2階リビングについて伝えたいと思います。参考にしてみてくださいね。
メリット
2階にリビングがある間取りの大きなメリットは開放感と眺望、プライバシーを同時に確保できます。1階は2階を支えるための柱や壁の必要量が多くなります。その点2階は必要量が多くなります。その点2階は必要な壁が少ないのでワンフロアの広いリビングをつくりやすいです。屋根の勾配に合わせて天井の高さや傾斜に余裕を持たせることも出来ます。天井が高く開放感のあるリビングにすることができます。1階にリビングがある間取りよりも1階に部屋数や区切りが多くなる分、壁や柱が増えるので建物の耐震性も上がるでしょう。また、視線の高さから外れるのでリビングの窓を広く取ってお隣や外からの視線が気になりづらいことも特徴です。隣の建物で眺望が遮られることも少ないでしょう。2階リビングなら広い窓で開放的な明るい眺望をつくりながらもプライバシーを守ることができます。そのほか、日当たりがよいので、明るく暖かいリビングになります。リビングからつなげてバルコニーをつくればバルコニーの活用が上がります。このようなメリットもあります。
デメリット
2階リビングの大きなデメリットはやはり階段の上り下りが面倒という点。生活の中心であるリビングに行くために必ず階段を通らなくてはいけません。買い物から帰ってきたとき重たい荷物を持って2階に上がる必要があります。毎日のゴミ出しで2階からリビングのゴミを持って下りる事をする必要があります。宅配便や郵便物の届け物を取りにいくことや来客の度に階段の上り下りをする必要があります。小さいお子様が居る場合は階段から落下してしまうリスクがあるため注意が必要です。高齢者のいる家庭も階段の上り下りが身体の負担になることもあります。2階にリビングをつくる分、個人の個室は1階につくることになります。思春期の子どもがいる家庭では玄関から家に入ってもリビングを通らずに自室に直行できてしまうため家族間のコミュニケーションがとりづらくなります。
2階リビングまどりのおすすめの家庭
2階リビングは日当たりや眺望が良いことで、プライバシーに守られることがメリットなので1階リビングではこれらが確保できないという環境のかたも向いています。限られた敷地に開放的なリビングをつくりたいという方にもおすすめです。近隣との距離が近く視線や物音が気になる方、1階の日当たりが悪い家、リビングとバルコニーをつなげて活用したいかた、天井を高くして開放的なリビングにしたい、ワンフロアの広いぜいたくなリビングを希望。一方敷地が広い場合は1階にリビングをつくっても開放的で広いリビングは叶いますし、2階にリビングをつくるとむしろ玄関からリビングまでの距離が遠くなります。
2階リビングがある間取りは、明るく開放感のあるリビングにしつつ、プライバシーも守れることがメリットです。リビングの窓を広くとって開放感と眺望、日当たりを確保しても、外の視線より高い位置の為プライバシーを守りやすいです。近隣の建物で眺望が遮られる事も少ないでしょう。2階リビングのデメリットは階段の上り下りが大変です。毎日の生活や家事の中で階段の上り下りの階数が増えますし小さな子どもや高齢者が居る家庭は転倒転落のリスクがあるため身体の負担も心配です。2階リビングは狭い敷地やお隣との距離が近い家では特におすすめです。限られた敷地野中で快適なリビングを作ることができます。
失敗しない家づくりをするためにも間取りの配置リビングの種類もしっかりと検討する必要がありますね。失敗しない家づくりをするためにもしっかりと研究必要があります。これから家づくりを考えている方ぜひ、こちらを読んでくださいね